外国人彼氏と付き合ったらどんな悩みやデメリットがあるのかな?
国際恋愛辛い……ほかの人も同じように悩んでるのかな……
国際恋愛で外国人彼氏と付き合うと、日本人同士では出会わないような悩みや苦労が出てきます。
乗り越えられなくて別れてしまう国際カップルも少なからずいて、なかなか無視できる部分ではありません。
わたし自身もイタリア人彼氏と2年ほど交際していますが、関係は順調とはいえ国際恋愛だからこその悩みも少なくありません。
そこで本記事では国際恋愛真っ最中のわたしが外国人彼氏とのよくある9つの悩みを紹介していきます。
悩みを軽くする方法についても解説しているので、ぜひ参考にして国際恋愛の悩みを乗りきってもらえると嬉しいです。
外国人彼氏と付き合ったときの悩み9選
①言葉の壁に苦しむ
国際恋愛のもっとも大きな壁が『言葉』
日本語を不自由なく話せる外国人は少数派で、多くのカップルが英語やその他の外国語でコミュニケーションをとっています。
そのため外国語が完ぺきではない段階では『自分の思っていることをなかなか伝えられない』『ケンカをしたときに言葉が出てこない』などの悩みを抱える人も。
日本語でコミュニケーションをとれる相手でも、日本人にしかわからないようなニュアンスの言葉などは理解してもらえないことも多く、もどかしく感じてしまいます。
また海外で暮らす場合は、現地の言葉を覚えなければならなかったり、病院にかかるときや何かの契約をするときに言葉の壁にぶつかったりと、
日本語で通じる世界だったらいいのに……
と思うこともしばしば。
外国語での口げんかは大変
カップルの間では少なからず口げんかをする瞬間が出てきますよね。
外国語を使っての口げんかは大変です。。
感情的になっても思ったことを外国語にしなきゃいけないし、自分の感情や意見をうまく表現できないこともしばしば。
外国人彼氏が外国語を堪能にしゃべれるなら、一方的に言われてしまって言い返せないなんてこともあって悔しさもしかり。
家族との会話に困る
国際恋愛ではお互いの家族とコミュニケーションをとるときに必ず問題が出てきます。
日本語で会話できるカップルであれば日本人家族との会話は問題ないですが、外国人家族との会話ではその国の言葉を使う(もしくは常に通訳をしてもらう)必要があります。
逆の場合もしかり。相手の母国語もしくは英語などで会話しているカップルは、日本人家族との会話に困ってしまうことも。
お互いの両親や家族が会うときは彼らに共通語がないので、常に通訳をする必要が出てきて大変です。
『よろしくお願いします』って英語でなんて言うんだろう……?
スムーズにいかない会話に対する家族の理解も必要になってきますね。
②日本の話が通じにくい
日常レベルでいうと、たとえば日本のテレビ番組を見ていて日本人なら誰でも知っているようなことで面白いことがあったり、衝撃的なニュースがあったりしても、
日本で生まれ育っていない外国人彼氏にはなかなかその背景や内容を理解してもらえません。
その出来事についてゼロから説明しなければならず、日本人同士のように『バラエティ番組を見ながら一緒に笑う』『ニュース番組を見ながら一緒に情報を共有する』といった当たり前のことが難しいことも。
日本人だったらすぐ理解してくれるのにな〜
なんて思うことも少なくありません。
相手の話も理解しにくい
逆もしかりで、相手の国で流行っていることや笑いになるようなことも理解しにくいのが事実。
外国人彼氏がYouTubeなどで動画を見ながら笑っていても、なかなか理解できなくて共有できないなんてことも。
幼い頃から育ってきた環境がちがうので仕方ありませんが、共有できないことがあるのはちょっぴり寂しいですよね。
③恋人関係のスタートがわからない
国際恋愛でよくあるのが外国人の彼と恋人関係がいつ始まったのかがわからない、ということ。
日本の告白文化があれば恋人関係のスタートがわかりやすいですが、海外では残念ながら告白をする考えが一般的ではありません。
海外ではお互いに恋愛対象として気になり遊ぶようになった段階で、デーティング期間というものが存在します。
恋人としてやっていけるか、相手と価値観が合うかなどを見分ける期間で、このデーティング期間に身体の関係をもつことも珍しくありません。
『わたしたちの関係って一体なに?』と不安になるときは、思いきって相手に尋ねてみるのもいいかもしれません。
こちらの記事デーティング期間ってどれくらいの長さ?曖昧な関係を抜け出すコツは?ではデーティング期間について詳しく書いているのでぜひ参考に。
④日本で過ごすと注目されてしまう
日本も大都市では外国人が珍しくないとはいえ、それでも外国人を連れて歩いていたり外国語で会話したりすると注目されてしまいます。
さらに地方では外国人が珍しく映るので、地方出身の方で地元に帰ったらさらに注目されるでしょう。
残念なことに日本では外国人受け入れに反対の意見を持つ方もいるので、外国人を連れて歩いているだけで『自分の国に帰れ!』などとヤジを飛ばされたという話もあります。。
⑤遠距離恋愛になりがち
国際恋愛カップルの多くが留学中や旅行中など海外滞在中に出会っており、滞在期間が終わると遠距離恋愛になってしまうというケースも少なくありません。
まだ付き合いが浅いと相手のいる海外へ移住もしくは留学なんてこともできかねますし、結婚して一緒に住むのも難しい。
付き合いを重ねていく中で遠距離恋愛を乗りこえなければならないシーンは多く、関係を続けるハードルの高さの一つにもなります。
さらに国内での遠距離恋愛とはちがい、海外との遠距離恋愛は時差も問題になるので、連絡をとる時間があわなくて悩んでしまうことも。
遠距離恋愛を乗りきるにはお互いへの信頼と辛抱が必要
⑥結婚のハードルが高い
日本人同士の結婚ならお互いの両親に挨拶をして、婚姻届を出して入籍!というごくかんたんなものですが、国際結婚となるとそうはいきません。
家族に紹介しにくい
まず結婚相手(もしくは結婚を考えている真剣な相手)として両親に外国人を紹介すると、少なからず反対する親御さんもいます。
日本語でコミュニケーションが取れないとか、娘が海外に移り住んでしまうのではないかとか、いろんな不安が出てきますよね。ご両親のお気持ちもわかります。。
そのため外国人彼氏を両親に紹介するのにためらってしまうことも珍しくありません。
手続きが面倒
国際結婚の場合は独身証明書などいくつか書類を集める必要があり(さらに翻訳も必要)、さらにお互いの国で結婚手続きをしなければならず、正直めんどうです。。
さらに外国人は日本に戸籍がないので、一緒に同じ戸籍に入る『入籍』さえできません。。寂しい。。
国際結婚の場合は夫婦別姓が認められているので苗字を変更する必要はありませんが、苗字を変更したい場合は期間内に届け出が必要になります。
また結婚して一緒に住むとなると、日本・海外問わずビザの手続きが必要になり、これも厄介。審査や手続きに時間がかかるので、なかなかスムーズにはいきません。
結婚式はどこでするのか問題
結婚するなら式を挙げたいという女性も多いはず。
結婚式はお金もかかるし準備も大変ですが、国際結婚の場合は結婚式をどこの国でするかという問題も出てきます。
お互いの出身国で2回するとなるとお金もかかるし、日本でするなら外国人彼氏の家族が日本にわざわざ来なきゃならないし、、
結婚式をあげるのもそうかんたんではありません。
⑦どこに住むのか問題
国際恋愛カップルはお互いの母国に住みながらの遠距離恋愛をするケースが少なくありませんが、ずっと遠距離恋愛を続けるわけにはいきませんよね。
いずれはどこに一緒に住むのか、という問題が出てきます。
お互いの語学力や仕事の状況を鑑みてどこの国に住むのか、将来的にどこの国で結婚をして子育てをしていくのか、などなど決めていかなければなりません。
どこにしてもどちらか一人は母国を離れ、家族とも離れなければなくなるので、国際恋愛を語る上で難しいテーマになってきます。
子どもができたらどこで育てるかも重要
⑧異国の地でのお仕事問題
母国を離れて異国の地で暮らすことになった場合、必ずお仕事の問題が出てきます。
ビザの問題もあれば、異国の地で外国語を使いながら仕事をするという難しさもあり、一筋縄ではいきません。
将来的な計画を立てながら、その国の経済状態や雇用状況なども考慮しなければならないので大変。。
ただ、今の時代はオンラインで仕事をすることができるので、海外にいながらでもお金を稼ぐ手段はたくさんあります。
現地で働くことが難しそうであれば、別の方法で仕事をすることも視野に入れておくとよいでしょう。
⑨お金がかかる
国際恋愛カップルは残念ながら普通のカップルよりもお金がかかってしまいます。。
お互いの家族や故郷を訪ねるだけでも毎回かなりの旅費がかかりますし、国際結婚やビザの手続きなど普通のカップルであれば必要のない部分にもお金が。
日本で暮らしていてお家を建てたりマンションを購入したりしても、将来海外に移住する可能性が出てくるかもしれません。
また遠くに住む家族に何かあったとき、帰省代として海外旅行のような費用が突然必要になることも。
幸せになるためにお金は必ずしも必要ではありませんが、国際恋愛カップルはどうしても無視できない部分になってきます。
実家の両親に会いにいくだけで10万円以上吹っとびます
外国人彼氏との悩みをできるだけ軽くするには?
外国人彼氏をもつ悩みを解決するのは難しいですが、軽くするよう心がければ乗りきることができるでしょう。
2人のちがいをとことん楽しむ
外国人彼氏と日本人彼女は文化もちがえば価値観もちがう。
そのちがいに悩みがちですが、逆に笑って楽しむ努力をしてみましょう。
こんな考え方があるんだ〜と視野が広がったり、日本の文化を一から学びなおすきっかけになったりして『悪くないかも』と思えるはず。
イタリア人の彼の情熱的な愛情表現にいつも笑っています
学びは一生続くものと考える
外国語がある程度話せるようになっても、何年も海外に住んでいても、わからない外国語の単語はかならず出てきます。正直終わりがありません。。
いつまで経っても言葉に苦労する……なんてめげてしまいそうですが、学びは一生続くものだと考えましょう。
外国人の彼と一緒なら知らなかったことを知るという機会がより一層増えます。
めんどくさいな〜なんて思わず、毎日学ぶことが増えて楽しい!と思えるような好奇心を持って生活するとよいでしょう。
どこでも稼げるスキルを身につける
国際恋愛をすると日本での仕事をやめて海外へ移住することになったり、海外に住んでいるけど里帰り出産のために日本へ一時的に帰らなければいけなくなったりと、
日本と海外を移動しなければならない場合も増えてきます。
そこでいつでも自由に移動(移住)ができるよう、どこでも稼げるスキルを身につけておきましょう。
会社員として働いている人ならまずは副業として始めてみるのもよし。いつでもどこでも稼げるスキルを身につけておくと、急な生活の変化にも対応できますし、家計を助けてくれます。
まとめ:外国人彼氏との悩みを乗りこえたら絆は強まる!
外国人彼氏と付き合うときのよくある悩みについて9つ紹介しました。
- 言葉の壁に苦しむ
- 日本の話が通じにくい
- 恋人関係のスタートがわからない
- 日本で過ごすと注目されてしまう
- 遠距離恋愛になりがち
- 結婚のハードルが高い
- どこに住むのか問題
- 異国の地でのお仕事問題
- お金がかかる
国際恋愛はつい悩んでしまうこともたくさんありますが、乗りこえれば2人の絆は強まります。
さらに外国人彼氏だからこそのメリットもたくさんあるので、よい部分にも目を向けてみると国際恋愛を楽しむことができるでしょう。
Muchas gracias por leer♡