外国人彼氏との同棲、うまくいくか不安だな……
国際恋愛で同棲をはじめるタイミングはいつくらいがいい?
恋人とはいえ家族以外の赤の他人と一緒に住むのは、多少なり不安がありますよね。
おなじ日本人で価値観や文化がある程度おなじならまだしも、外国人パートナーと一緒に暮らすとなると何が起こるかわかりません。
いずれは結婚も考えている相手との同棲で、失敗して別れるという結末は嫌……と思う方もおおいはず。
そこで本記事では外国人彼氏と同棲して2年目のわたしが、国際恋愛カップルの同棲で失敗しないための5つのポイントや同棲をはじめるベストタイミングを紹介します。
国際恋愛カップルこそ結婚前に同棲をすべき3つの理由
一般的なカップル・夫婦の歩みといえば、
- 出会う
- デートをする
- 交際が始まる
- 婚約・結婚
- 新婚生活(一緒に暮らし始める)
という流れだと思いますが、国際恋愛カップルはぜひ結婚前に一度同棲をしておくべきです。
その理由は3つ。
価値観や文化のちがいを確認できる
全くちがう土壌で育ってきた外国人同士だと、生活のいたるところで価値観や文化のちがいが生じます。
じぶんにとっての当たり前が、相手にとって当たり前ではない、なんてよくあること。
家の中では靴を脱いでリラックスしたい人もいれば、家の中も平気で靴で歩く人もいる。
毎晩シャワーを浴びてお風呂に浸かりたい人もいれば、シャワーは2〜3日に1回でいい人もいる。
結婚したあとに気づく生活習慣のちがいが日本人同士とはレベルがちがうので、結婚前に一度一緒に暮らして『お互い受け入れて尊重できるか』を確認しておくとよいでしょう。
食生活がピザやパスタばかりのイタリア人もいる
一緒に暮らす大変さを分かち合える
国際恋愛カップルが一緒に暮らすとなると、スムーズにいかないこともしばしば。
まずは場所が問題になります。相手のどちらかの母国に住むか、第三国に住むか。
少なくとも母国をはなれて海外で生活をする側は、母国での生活や仕事を捨てなければいけませんし、渡航した先でのビザの問題を解決しなければなりません。
さらに外国人は家を借りにくいケースもおおく、たとえば日本で外国人彼氏と暮らす場合は外国人の彼名義ではなかなか家を借りられず、あなた名義で契約しなければならないことも。
ちゃんとした仕事についてないと審査が降りないことも
これはあくまで一例ですが、それ以外にも外国人パートナーが相手の国で暮らす場合にいろいろな問題が生じて、それを常にお世話していく必要が出てきます。
この大変な道のりを乗り越えることで絆は強まりますし、本当に相手が大切にしてくれているかを確認することもできます。
うまくいかなくてもやり直せる
国際恋愛カップルは悲しいことに結婚後の離婚率が高い傾向にあり、結婚生活を続けていくなかでだんだんと上手くいかなくなり離婚、という流れも珍しくありません。
また離婚をすることに抵抗があり、夫婦関係がうまくいっていないものの生活を続けているというケースも十分ありえます。
一度結婚して後悔をすると、やり直しをするのに勇気がいりますよね。
そこで結婚前に同棲をしておくことで、相手との結婚生活を思い描くことができ、うまくいくかの判断ができます。うまくいかなければ別れて、やり直しすればいいだけのこと。
相手の宗教観によっては一度結婚したら離婚できない、なんていう考え方をもつ人もいるので、結婚前に相手と生涯共にできるかを見極めることは非常に大切です。
国際恋愛カップルが同棲を始めるベストタイミングは?
同棲を始めるタイミングはカップルによってそれぞれですが、一般的に『付き合って1年ほど経ったころ』や『お互いに結婚を意識しだした頃』がよいタイミングです。
ただお互いの生活環境や仕事の状況など個人的な部分に左右されやすいので、あなたとパートナーに合ったタイミングを選びましょう。
ほかの同棲を始めるベストタイミングはこちら。
同棲を始めるおすすめのタイミング
- プロポーズを受けたとき
- お互いの両親に挨拶をしたとき
- いま住んでいる部屋の更新時期が近づいたとき
- 仕事が落ち着いたとき
- 遠距離恋愛でひさしぶりに会ったとき
いずれも結婚を見据えはじめたタイミングがおすすめと言えるでしょう。
同棲を始めると失敗しやすいタイミング
反対に失敗しやすいタイミングを選んでしまうと、別れにつながってしまう可能性もあります。
同棲を始めると失敗しやすいタイミング
- 付き合ってすぐのドキドキ感があるとき
- 転職・転勤したてや繁忙期など仕事が忙しいとき
- お互いに十分な経済力がないとき
- お互いの両親に会ったことがないとき
- どちらかに結婚の意志がないとき
一緒に暮らしはじめるときは、どんなカップルにも何らかのストレスは出てくるもの。
そんなときに仕事が忙しかったり、お金の心配があったりするとケンカが増えてしまい、すれ違いの原因になってしまいます。
お互いの生活に余裕が出てきたときの新たなステップとして考えましょう。
両親に会う前から一緒に住んでしまうと、両親の中で相手の印象が悪くなってしまうかも
国際恋愛カップルの同棲を失敗させない5つのポイント
①価値観や文化のちがいを楽しむ
国際恋愛カップルは価値観や文化のちがいが問題になることがおおいですが、逆にそのちがいを楽しめるようになると一気に楽になります。
たとえばわたしの彼はイタリア人ですが、ロマンチックなコミュニケーションに加え、気分がいいときは手をとって踊ってきます。ラテンの血はすごい。
わたしはそれを受けて笑ったり、すごいな〜と感心したりしてます
今までの生活になかった考え方や振る舞いを目の当たりにすると、新しい刺激にもなるので2人の生活も楽しくなりますよ。
②1人の時間を大切にする
同棲をはじめたからといって、24時間べったり2人一緒というのも息苦しく感じてしまうかもしれません。
たまにはパートナーのことを忘れて、1人の時間を思いっきり満喫するようにしましょう。
一人暮らしだったらやってたけど、同棲をはじめたらやりにくくなった……なんてことがないように、1人の自由な時間も確保すると◎
1人1人がそれぞれ黙々と自分のやりたいことをやれる関係性は信頼と尊重があってこそ!
③ケンカをした後の仲直りを曖昧にしない
同棲中にケンカをしてしまったときは、仲直りをあいまいにせず、お互いが納得するまで話し合い受け入れあう(ごめんねと言い合う)ことが大切です。
話し合いは文字通り話し合うというよりも、聞き合う姿勢のほうがうまくいきます。
怒りの感情はおさえて(もしくは怒りが少しおさまったときに)、お互いの気持ちや意見を聞き合い、着地点を見つける。
たとえ相手が悪いと思っても、自分に何かできることはなかったかを考えて歩み寄る。
ちょっとした思いやりがケンカを解決の方向に向かわせるのです。
また一度ケンカをしてしまったら、できるだけその日のうちに仲直りして1日を終えるとよいでしょう。
怒りの感情は10秒だけグッとこらえると緩和されるらしい
④嫌なことや不安なことはきちんと言葉にする
外国人パートナーとの同棲にかかわらず、だれかと一緒に生活をするとなると嫌なことが出てくるはず。
さらに国際恋愛カップルの場合は将来のことや生活のことなど、不安に思うことが増えます。
これらネガティブな感情は自分の中で留めず、きちんと言葉にしてパートナーと共有しましょう。
パートナーに話せば解決したこともたくさんあるかもしれませんし、あなたを大切に思う相手なら真摯に向き合ってくれるはず。
悩みを抱えていつか爆発してしまう前に、相手へ伝えて悩みを分け合うようにしましょう。
⑤一緒に暮らせる喜びと感謝を忘れない
国際恋愛カップルがおなじ場所で生活できるというのは、遠距離恋愛をしているカップルからするとかなり恵まれていることなのです。
国籍のちがう相手同士が同棲できるということは、ビザの問題や海外での仕事の問題がクリアされてのこと。
ビザの問題は彼のおかげで取得できているかもしれないし、海外での生活は彼のサポートのおかげでできているかもしれません。
一緒に暮らしたくても色々な問題で遠距離恋愛を強いられているカップルもたくさんいるので、ケンカをして『もう彼と一緒に暮らしたくない!』と思ったときは、
一緒に暮らせる喜びと感謝を忘れないようにすると、怒りの感情も少しおさまって円満な家庭を築けるかもしれませんね。
まとめ:国際恋愛での同棲はお互いの歩み寄りと感謝が大切
国際恋愛カップルの同棲で失敗しないための5つのポイントをまとめました。
- 価値観や文化のちがいを楽しむ
- 1人の時間を大切にする
- ケンカをした後の仲直りを曖昧にしない
- 嫌なことや不安なことはきちんと言葉にする
- 一緒に暮らせる喜びと感謝を忘れない
国際恋愛中のカップルが同棲するためには生活を大きく変える必要があったり、ビザの問題をクリアしなければならなかったりとハードルは高いです。
だからこそ一度同棲をはじめたら失敗せず、同棲生活を2人で楽しんでほしい。
外国人パートナーとの生活はお互いの歩み寄りと感謝を忘れなければ、辛いときも乗り越えられるはずです。
Muchas gracias por leer♡